Geppo Japanese Editor

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5月 会長からのメッセージ

「ここで集合写真を写しましょう」と、フォルス・クリークを行進するデモ参加者に呼び声がかかりました。私達が後ろを振り向くと太陽が眩しくて目を細めました。そして、他の参加者達が追いつくまで立ち止まりました。私は、第一回「人権と自由の行進」の主催者、ドン・チャップマンさんとのお喋りに夢中になっていたところでした。

映画『バンクーバーの朝日』が撮影された街 栃木県足利市 その2

東京から電車で約2時間のところにある栃木県足利市には現在でも映画『バンクーバーの朝日』の撮影された際のセットが街中の所々に残っています。本来解体され、廃棄される予定だったセットの数々ですがボランティアやエキストラで携わった人々が有志で集まり映画のロケ地であった足利市を盛り上げていきたいという思いで行われている活動をご紹介します。(その2)

アウシュビッツ強制収容所の解放から70周年

学生の頃から、いつか果たさねばと気にかかる「義務の旅」があった。 大学に入って間もなくゲオルグの小説「二十五時」を読み、アラン・レネ監督「夜と霧」を新宿の名画座で見終わった時 、バラ色の切符を握り締めて「遠くまで行くんだ」と田舎から出てきたボンクラ学生は、いきなり「現代」の終着駅「アウシュビッツ以後」まで運ばれてしまった。

Tokyo Trend #12

Jodi Sam (ジョディ・サム) イラストレーター ・作家 2010年より活動拠点をバンクーバーから東京へ移し、 2013年に電子書籍『My Little Book of Happiness』をリリース。more info about Jodi Sam: www.jodisam.com

映画『バンクーバーの朝日』が撮影された街 栃木県足利市

東京から電車で約2時間のところにある栃木県足利市には現在でも映画『バンクーバーの朝日』の撮影された際のセットが街中の所々に残っています。本来解体され、廃棄される予定だったセットの数々ですがボランティアやエキストラで携わった人々が有志で集まり映画のロケ地であった足利市を盛り上げていきたいという思いで行われている活動をご紹介します。

鳳仙花

2年前から韓国系の若者たちにまじってトロント・コリアン映画祭(TKFF)にかかわっている。今年4回目を迎えるTKFFは、公的援助金はなく、資金の全てを寄付や広告、入場料でまかなっている草の根の映画祭だ。その自立心と心意気に惚れてしまったのかもしれない。「組織とは距離を置くべし」という物書きの自戒をやぶって、「広報係」を務めている。

北米市場初の<カッコイイ日本車>を提供した 先駆者 

日系カナダ人や米国人が、乗るクルマを<メード・イン・ジャパンか否か>を気にせずに自分の趣向で選ぶようになってどれ程の年月が経っただろう。今日たまたま好みでトヨタ・レクサス、ホンダ・アコードなり日産ローグを乗り回している様々な人種や国籍のドライバーの中には、もちろん日系人も含まれる。だが日本製のクルマが初めて北米市場に登場した1960年代、日系人たちはそれこそ<間違っても>日本車には乗らなかったものだ。