Category CrossCurrents Nihongo

ジャズと日本伝統音楽、二つの世界に及ぶ 我が道を進むドラム奏者バーニー・アライ

日系カナダ人のドラム奏者バーニー・アライはジャズ・ドラムにおける先駆者、所謂パイオニアの一人だろうか。最近インタビューの機会を得たので、直接本人に訊ねてみた。「自分自身とてもパイオニアなどとは思っていません。ドラムを叩くのはいわば僕の使命、それをひたすら追求しているだけです。」
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日本で<専業主夫>をめぐる大論争 やはり<男のプライド>が難関 (その2)

日本では今でも、女房に稼がせて家事を担当する<主夫>に対する風当たりはかなり強く、世間、とりわけ男性は一般的に違和感を抱いている。また主夫の妻達はデザイナーなど平均的サラリーマンの3倍近く稼ぐ女性が多いかたわら、<できる女性>ほど世間的に<できる男性>を好んでしまうそうだ。
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日本で<専業主夫>をめぐる大論争 やはり<男のプライド>が難関 (その1)

夫婦または許婚同士でも、男女各々の役割に関する考え方は、日系カナダ人社会でも一般社会同様世代ごとに変化してきた。19年前当地に移住した頃「もう五世もいる」と聞いたから、20世紀初頭の一世の時代より21世紀の今日にいたり既に六世の時代に入っているかもしれない。
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日本人と韓国人 個人同士は <政治抜き>でいきましょう

世界各国出身の移民たちがカナダ国籍を取得 する際に、人種や宗教の相違を問わずカナダ国民としてお互いの人権を尊重する旨を誓う。とは言うものの、例のホロコーストを巡るユダヤ系とドイツ系、大量虐殺問題を巡るアルメニア系とトルコ系、そして所謂<南京大虐殺>や慰安婦問題を巡る対立が延々と続く私達日系人・日本人と中国人や韓国・朝鮮人等々、少なくとも<微妙な感情>、得てして<許せない憤り>が残存するのも人情として仕方がないかもしれない。
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Jタウンのロゴはナチの鉤十字同様?ここに異議あり

過去十数年お付き合い頂いている当コラム、なるべく論争のもととなる政治的、宗教的、人種的諸問題を避けた柔らかい内容を意図してきたつもりで、時たまそうした問題に触れる場合は、雑文書きの端くれなりに、可能な限り客観性を重んじようと常に心掛けてきた。
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北米市場初の<カッコイイ日本車>を提供した 先駆者 

日系カナダ人や米国人が、乗るクルマを<メード・イン・ジャパンか否か>を気にせずに自分の趣向で選ぶようになってどれ程の年月が経っただろう。今日たまたま好みでトヨタ・レクサス、ホンダ・アコードなり日産ローグを乗り回している様々な人種や国籍のドライバーの中には、もちろん日系人も含まれる。だが日本製のクルマが初めて北米市場に登場した1960年代、日系人たちはそれこそ<間違っても>日本車には乗らなかったものだ。 
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我らが朝日軍の話を日本映画にすると… 今の日本人に知らしめる意味で貴重

サンフランシスコ・ジャイアンツのトラヴィス・タカシ・イシカワ選手の「お祖父さんが戦時中収容されていたから、僕も絶対ギブアップしない」という最近の発言は恐らく多くの日系北米人の共感を呼んだことだろう。
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バンクーバー生活の小さな幸せ まだあちこちに本屋が

カナダ生活で気に入っているものの一つが、まだあちこちにある本屋だ。隣近所の小売店からショッピング・モールその他にある全国チェーン店など、小説、ノンフィクションなどありとあらゆる種類のハードカバーやペーパーバックを実際に手にとってページをパラパラとめくることができる。
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プロ級情報操作まで必要? 日本の緊密な人間関係によるストレス

インターネットのウェブサイトや購読している週刊誌を介して日本の活字メディアを読み漁っている毎日だが、時たま欧米メディアではまず見られなような奇異な組合わせに出くわす。最近発見した例に、スパイや諜報活動に関しては恐らく日本随一の著名専門家がペンをとる大衆夕刊紙の身の上相談コラムがある。佐藤優(まさる)氏、54歳、はソ連邦時代にモスクワの日本大使館や東京本省に勤めていた元外交官、極秘の諜報活動など当時の体験を詳細に書き綴った著書は幾つもベストセラーとなったが、同氏の諜報活動の仕組みや政府間の取引きの舞台裏に関する深い知識には定評がある。あだ名は<外務省のラスプーチン>。
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