Geppo Japanese Editor

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世代を超える<おかげさま>とフェアプレイの精神 朝日軍最後の一人が語る

初対面のケイ上西氏、会って数分でその迫力に圧倒されしまった。長年の記者生活で大分スレてしまった当方だが、齢93歳の同氏はまるで悟りをひらいた禅僧のごとく、自己に対しても周囲に対してもいつも自然体、平常心で接している様だ。唯一の情熱の対象をひたすら追い続けて人生を生き抜いてきた人物の重みとでも言うか。

世界を駆け巡る太鼓集団・倭 バンクーバー初公演! 代表小川正晃氏インタビュー

バンクーバーは、カナダで太鼓が発祥した地であり、現在個性豊かな多くの太鼓グループが存在している。筆者はカナダ発の太鼓グループ、語り太鼓の設立メンバーであり、語り太鼓は北米の太鼓アンサンブル、サンホゼ太鼓やサンフランシスコ太鼓道場をモデルとして始まった。

「招かれざる客たち」の戦後(1)

1945年8月の敗戦とともに、生き残った300万以上の日本兵、満蒙開拓民、海外居住者など総勢600万以上がぞくぞくと日本へ引き揚げてきた。日系カナダ人約4千人もその一部を構成していた。彼らは概ね一世親と二世だったが、二世にとってそれは「帰国」ではなく「国外追放」だった。

難民の受け入れと反テロリズム法

昨年秋以来のシリア難民の問題は10月19日 の連邦選挙の主な争点のひとつとなった。そして選挙に勝利したジャスティン・トルドーが率いる自由党政府の下で、2万5千人の難民受け入れが始まっている。難民の中に混じってテロリストが潜入するのではないか、という危惧が表明されることがある。

12月 会長からのメッセージ

ベーク・セールでのことでした。私はテーブルからテーブルへと素早く見回しました。とても素晴らしく陳列された品物に気持ちが動きましたが、やがて、宝物を見つけました。お饅頭です! 私だけではありません。テーブルの周りにはすぐに小さな人だかりができました。中身が何なのか聞き、どれを買うか考え、お財布を取り出しました。

働きing:Yuko Suzuki-Rowe

3・11(東日本大震災)がきっかけでした。夫がPEIの出身で、お互い日本での生活に不安を感じたためカナダに家族で移住することにしました。バンクーバーに来たのは日本から近い西海岸という地理的な理由でした。

「トラ・トラ・トラ…」74回目のあの朝

「戦後70周年」の暦がもうじき変わる。世界各地で紛争は続き、めくる暦も更にきな臭いものになりそうだ。9.11に対する報復としての “War-on-Terror” (対テロ戦争)は燎原の火となって地球を舐め尽くしてしまった感がある。徐々に世界大戦にのめり込んでいる気配さえ感じる。

日本人と韓国人 個人同士は <政治抜き>でいきましょう

世界各国出身の移民たちがカナダ国籍を取得 する際に、人種や宗教の相違を問わずカナダ国民としてお互いの人権を尊重する旨を誓う。とは言うものの、例のホロコーストを巡るユダヤ系とドイツ系、大量虐殺問題を巡るアルメニア系とトルコ系、そして所謂<南京大虐殺>や慰安婦問題を巡る対立が延々と続く私達日系人・日本人と中国人や韓国・朝鮮人等々、少なくとも<微妙な感情>、得てして<許せない憤り>が残存するのも人情として仕方がないかもしれない。

何でも好奇心 「化石燃料」

紅葉の収穫祭・豊年祭の後は『戦没者追悼日』で市内外26箇所でリメンバランスデイ式典が行われた。第2次世界大戦と朝鮮戦争の戦没者を追悼する日で第1次世界大戦の終戦調印式が行われた午前11時に『黙祷』が捧げられた。