編集後記2024年6月

Ku&Kao:「定食と三線」

Ku

夏への準備

5月も終わり、春から夏へ少しずつ移り変わる様々な景色。バンクーバーの街や人々も、本格化していく様々なイベントやお祭りへ向けて準備が進んでいます。かくいう私も、太鼓や三線、獅子舞やお神輿など自分の所属するコミュニティーが参加するお祭りに向け練習を重ねています。沢山の人と出会い、日々助けられていますが、日本にいた頃よりバンクーバーにいる今の方が日本の文化に深く関わっていることを考えると、つくづく人との縁というものは面白いものだと痛感します。「忙しい」という字は心を忘れると書きますが、時間に追われてしまうこういう時だからこそ、一瞬一瞬の出来事や人との出会いを大切にしていきたいと改めて思います。Kao さんとのお料理イベントも頑張りますので、是非皆さんご参加ください!

KAO (a.k.a. SleeplessKao)

「定食と三線」

「日本の料理を作って、三線をきながらみんなで美味しいご飯を食べましょうの会」Kao & KU による料理教室を13日に日本語学校で開催します。ぱちぱちぱち。JCCA主催の料理教室はプレジデントのケアリーさんがいつもプレジデントメッセージのページで告知してるアレです。私が最近三線にはまっているのを知った料理教室をオーガナイズしてるマイケルが ”料理を何か教えてくれないか?そして三線も弾いてよ”と無茶振りをしてきましたが、面白そうなのでKUも道連れにしてとんとん拍子に話が運んだわけです。「定食」と「三線」、一見なんの絡みもありませんが(笑)、まぁ私の下手な三線を聴きに是非是非参加あれ。(あ、でもKUの演奏は上手なので聴きに来る価値はありますよ!)そして、一緒に日本料理を作って美味しい食事を楽しむ楽しいイベントに集まりましょう。

話は変わって、日本から帰ってきた時の話。今回はZip Airに初挑戦だったので発着は成田の第1ターミナルからです。いつもはJALで第2ターミナルなので、第1ターミナルで右往左往。滞在先から送ったスーツケースを取りにクロネコヤマトのカウンターに行くと「Zip Airは北ウイングですよ」と言われ、自分が南ウイングにいたことに気づく。真逆の北ウイングにあるクロネコヤマトまで遠い~。第1ターミナルは老朽化で増築も重ねたため動線が複雑です。北と南の移動が面倒に感じられました。一方、第2ターミナルはシンプルな動線が移動距離を少なくしていて使いやすいです。免税店や店舗のバリエーションは2ターミナル共にあまり変わらないように感じます。

話をZip Airに戻します。自動チェックイン機(KIOSK)を利用しようとするのですが、なぜか成田では引っ掛かりカウンターへ行ってくださいの表示が出る。毎回なのでカウンターでスタッフに聞くと、日本のパスポートでもPRカードを保持してると使えなかったりするそうです。同じ経験の方はいらっしゃるでしょうか?成田で毎回のことなので疑問に思っています。 Zip Airの手荷物ルールは厳しく、機内持込手荷物は7kg。しかも背負ってるバックパックからウエストポーチを機内持ち込み用の小さなスーツケースと一緒に全て計測します。私はパソコンとiPad、 etc.電化製品が多いのでそれだけで7kgなんてすぐです。そして今回は先月号でも話した三線を持って帰るミッションがあります(笑)。全てのパーツをバラバラにしてスーツケースに入れようとしたのですが棹(さお)の部分が美しいアーチの形状で少しの圧でヒビが入りそうな予感もします。とりあえず棹はバブルラップしたものを手に持ち空港に向かいました。明らかに重量オーバーだったのですが、Zip Aiのカウンターでスタッフの人と談笑しながら計測は終わりました。さて私はどんな手を使ったのでしょうか??話術でスタッフの気をそらせたんですよね。詳しいことは直接私に会った時に聞いてくださいな~。計測が終わって全ての手荷物を持ち、平静を装ってカウンターをそそくさと後にしましたが、おでこに冷や汗をかいておりました。 (苦笑) バブルラップした棹は機関銃にも見えて 怪しげです。しかも機内持ち込みの規定の長さより長いのです。運よく誰にも質問されず事なきを得ました。でも冷や汗書きましたよー(笑)。楽器ケースに入れてくればいいのでは?と言われそうですが、家に楽器ケースが増えるのが嫌で今回はスマグルしてしまったような感じです(苦笑) 機内食は手荷物検査を過ぎてから買おうとコンビニを探すとどこもかしこもものすごい列…一瞬諦めかけましたが列の流れが早かったので良かったですが、時間ギリギリの人はお気をつけて。飛行機内でカツサンドをZip Airのサイトからオーダーしている人がいたのですが写真と比べると結構小さく見えました。たくさん食べる人は要注意。乗り込む前に買い込んだ方が良さそうです。 三線の棹は「楽器です」とCAさんに告げると、とても丁寧に扱っていただき圧がかからないように荷物コンパートメントを気にかけていただけました。Zip Airのエコノミーの機内は狭いけど、CAさんはみんな気さくでとても親切だし今回は安く渡航できたので総して満足です。 無事に三線もバンクーバーに持って帰れたので「定食と三線」の会を頑張りたいと思います~。