働きing:金丸英顕

前回のゲストYUKAさんから空手の先生とご紹介頂いた金丸さんですが、お話をしていくにつれて、指圧セラピスト、鍼師、スポーツアパレル販売等その他のプロフェッショナルなお顔を持っていることも判明しました。  今回は、そんなマルチタスクな生活でのやりがいやチャレンジについてお伺いしました。

IMG_12538 前回のゲストYUKAさんから空手の先生とご紹介頂いた金丸さんですが、お話をしていくにつれて、指圧セラピスト、鍼師、スポーツアパレル販売等その他のプロフェッショナルなお顔を持っていることも判明しました。
 今回は、そんなマルチタスクな生活でのやりがいやチャレンジについてお伺いしました。

――ゆかさんより金丸さんは空手の先生であるとご紹介を受けました。その空手道の名前も金丸さんの名字の「金丸派」となっておりますが、設立者の方と関係をお持ちなのでしょうか?

 金丸道場は伝統的な空手道と競技空手を教える団体です。僕は金丸派諸賞流空手道を教えています。苗字からご想像の通り、開祖とはつながりがあります。

――空手にも色々な流派があると思うのですが、金丸派諸賞流空手道にとはどのような流派なのでしょうか?

 今日空手道と一言で言っても、さまざまな流派があり、その型にも違いがあります。しかし、全てのルーツは沖縄にあります。金丸派諸賞流空手道も全く同様のルーツから来ています。あえて他の流派と金丸派諸賞流空手道の違いを挙げるとすれば、姿勢の取り方と、直線の動きがあるということでしょうか。

――空手の先生でもあり、指圧セラピストでもあるという金丸さん。全く異なる二つの職業を持つに至ったその経緯は?

 幼少時代の経験から、人体運動力学に対して興味がありました。その結果、今日人体運動力学者、指圧セラピスト、鍼師、空手教師という職業に携わっています。

――仕事にやりがいを感じたり、仕事をしていてワクワクドキドキする瞬間はどのような時でしょうか?

 好きなことが仕事というのは、とても幸せだと思います。クリニック・ジム・道場…どこにいても常に新しいチャレンジに直面するので、毎日ワクワク・ドキドキの連続です。

――そうした楽しい時と同時に、大変な時もあると思います。そういった時のエピソードがあればぜひ教えて頂けますか?

 一日が24時間では足りない!と思うことが多々あります。僕のクライアントはダンサー、舞台芸術、武道といったアーティストの方々がほとんどなので、多忙な中、ギリギリでやって来たりします。予約が一杯の日は、こうしたギリギリのリクエストは断らないといけません。ということは、クライアントは待たないといけなくなります。体がベストの状態であるということが重要な職業柄の人たちなので、治るまで一週間待つということは出来ません。なので、通常はこうしたクライアントにも対応できるようスケジュールを調整します、つまり、長時間労働になることがあります。
 もう一つの大変なことと言えば、ワーク・ライフ・バランスを保つことです。この均衡を保つことはいつも難しいと感じます。

――キャリア形成にあたってインスピレーションを得た人、出来事はありますか?

 キャリア・自己啓発どちらの面でも影響を最も受けた人と言えば、自分の両親でしょうか。口頭での教えと、行動が伴った有言実行を守る親でした。人生いつでも勉強、経験から教訓を得る生き方を僕に教えてくれました。

――今後の目標やプランは?

 リストラティブ運動セラピー(RKT)と呼ばれる軟部組織に働きかけるテクニックについてさらに学び、それについての本の執筆を終わらせたいと思っています。その他については何とも言えません。将来を計画することは難しいのでいつもオープンにしています。もちろん、自分の情熱の傾く分野で出来る限り続けていけたらとは思っています。

空手
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人体運動力学者、体力コーチ、指圧セラピー、鍼師
kanamaruperformance.com

スポーツアパレルデザイン
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