3月 会長からのメッセージ

By デレック・岩中

  今年、 2 月 22 日に行われた JCCA主催の日系人コミュニティ 資金調達ボウリング大会にご参加いただいたプレーヤーおよびサポーターの皆様、有難うございます。この第一回目の日系人コミュニティ資金調達イベントは完売となりました。 このイベントに参加・協力したのはGVJCCA、日系プレース、隣組、パウエル祭協会、バンクーバー日本語学校並びに日系会館およびバンクーバー仏教会です。合計 120 名以上のボウリングのプレーヤーと多数の応援者が、昔ながらの小さなグランドビュー・ボウリング場を埋め尽くし、バンクーバーで最高の日系オールスター達のボウリングを観戦しました。

  男子5ピン種目のシングルゲームでは、ヨシサ・ジュンさんが311点の最高得点で優勝しました。女子5ピン種目では、ニシカワ・キャシーさんが 231点で優勝しました。男子10ピン種目優勝の栄誉は、なんと私たちのボーリング大会委員であり、バンクーバー二世リーグ会長でもあるニシハタ・ペリーさんで、 130点を得点しました。女子の10ピン種目ではニシ・スーザンさんが、ペリーさんと同点の130点を出しました。来年は男女対抗戦 が行われるかもしれません。勝者の皆様、おめでとうございます。来年もタイトル防衛のために参加されることを願っています。

 このイベントは年齢を問わず楽しめる私たち日系人団体にとって素晴らしい資金調達イベントとなりました。2015年2月22日を思い出に残る午後にしてくださったスポンサー、寄付をしてくださった方々、 およびボランティアなど、素晴らしい皆様にお礼申し上げます。そして、夜遅いミーティングに参加し、万事、滞りなく運ぶよう手配して下さったJCCA ボウリング大会委員会の全員に格別な感謝を申し上げます。お疲れ様でした。ゆっくりと休んでください!

 多数の寄付の約束を募ってくださったボウラーの皆さん、おめでとうございます。日系諸団体のために合計 8,500 ドル以上の資金が集まりました。ヤダ・ケンさんが最多の寄付を約束してくださったことを特記させていただきます。ケンさん、おめでとうございます! ケンさんの記事を次回の「The Bulletin/月報」で読むのを楽しみにしています。このイベントのためのスポンサー、および、寄付金を募った方々の全リストは3月号13ページでご覧いただけます。私たちと同様、皆様が楽しいひと時を過ごされたことと思います。ここで厚くお礼を申し上げます!

 この資金調達ボウリング大会の成功に続いて、 次は3月14日午後2時に日系プレースで開催される JCCA 年次総会にご期待ください。家族と過ごす時間を作るために、GVJCCA会長兼理事を辞任する私にとって、今年の年次総会はほろ苦い機会となるでしょう。理事会に参加したこの2年間は格別な経験でした。人権の重要性などすべての経験に関して私の視野が大きく広がりました。しかしそれ以上に、私たち理事会と日系諸団体の顕著な協力および協働を目の当たりにし、感激しました。結束したコミュニティとして私たちが達成し、祝うことができるものが多々あります。すでに私たち日系カナダ人には、さまざまな民族的背景を持つカナダ人と共に、1988年の補償など数多くの喜ばしい成果があります。  

 2013〜2015年まで GVJCCA 理事会に参加したことは私に格別な栄誉と機会とをもたらしました。在任期間中、「The Bulletin/月報」の伝説的な編集者グリーンアウェイ・エンドウ・ジョン氏および有能な日本語編集者のヤマモト・カズホさんとカサイ・カオリさんと一緒に仕事をさせていただき光栄でした。このチームに私がささやかながらも参加できたことを嬉しく思っています。

 私は皆さんから多くを学びました。今後も皆さんとのお付き合いを続けたいと願っています。 シミズ・キャシーさんと彼女の友人達に心からのお礼を申し上げます。彼女達は昨年、 解体の瀬戸際にあったJCCA を救ってくださいました。我々を救ってくださった今、これからも舵取りの役をずっとお任せしたいと思います. . . キャシー、これは冗談です! そして長年理事を務められているシミズ・エープリルさんとハマニシ・メイさんにも、年間を通じて、そしてずっと以前から、笑顔を絶やさず、文字通り JCCA の全イベントを企画・実行していただいたことに感謝します。そして最後に、 ハナザワ・ジュディさんから昨年、人権委員会委員長の役を引き継いでくださった オイカワ・ローレンさんにお礼を申し上げます。ジュディさんとローレンさんは、この重要な委員会と私たちの組織を繋ぐことに尽力してくださり、ローレンさんは最近、JCCA理事会の一員になっていただいて、さらにご足労をお願いしています。お二人に感謝の意を表します。

  私が日系カナダ人社会の仕事から退く時が来ましたが、皆様のことを懐かしく思い、忘れることはないでしょう。またいつか戻って来るつもりですが、今しばらくはゆっくり休みたいと思っています。多数の理事会メンバーが留任してくださることに感謝し、編集・出版担当の有能なスタッフもおりますので私も安心して去ることができます。

  最後になりましたが、温かなご支援をいただいた会員並びに読者の皆様にお礼を申し上げます。