バンクーバーのホームレス問題、日本の貧困問題

■地域社会で共有されている危機感  8ヶ月ぶりにバンクーバーに来ています。今回バンクーバーに来てまず痛感したことは、もともとの低所得地区(DTES地区)で低所得層が暮らすことができる空間的範囲がどんどん狭くなっていること、一方で低所得層の人数は変わらないか増加しているため、そうした人たちが残された空間に集中せざるを得ないということです。