8月:JCCA会長からのメッセージ

 まず初めに6月17日に隣組集会室で行われた The Bulletin/ 月報 の今後についての討論会にご出席頂いた皆様にお礼を申し上げます。関係者の皆様におかれましても、ジョン・エンドウ・グリーナウェイ(編集長)、山本一穂(日本語編集)、笠井かおり(同上)、アン・ジュー(広告担当)、マイケル・トラ・スパイアー(配布担当)などThe Bulletin/ 月報スタッフに会っていただく貴重な機会となったと思います。多くの寄稿者や読者の皆様と直接お目にかかり、スタッフや理事会へのご意見を頂戴できて、大変喜ばしく思いました。今後ともこの対話が続き、本誌の様々な面においての改善にお力添え頂ければと願っております。ただ、出席者の方々からご意見を頂けて励みになった一方で、まだ読者のほんの一部の声しか聞かせていただいていないということも承知しております。そしてこの話し合いを受けて私たちには新たな疑問も浮かびました。どういった方々が本誌を読んで下さっているのだろう、と。おおよその見当はそれぞれ持っていたのですが、誰も確信を持ってこの疑問に答えられる者はおりませんでした。そこで、近く実施する読者の皆様ご自身についてのアンケート調査にぜひご協力下さい。アンケートの結果は公表せず、 The Bulletin/ 月報 が読者の皆様についてより詳しく知るためだけに利用させていただきます。加えて、理事会と月報スタッフで、私たちの組織と本誌の今後の方向性を決めていく上での議論を引き続き行ってまいります。

 6月22日に、第二回隣組・JCCA共催の資金募集をかねたゴルフトーナメントを開催し、大成功を収めました。初めての開催となった昨年は75名の方々に参加して頂きましたが、今回は参加者が100名にまで増えました。申し分のない天気の中でゴルフと Meadow Gardens Golf Club の調理スタッフの手による素晴らしい夕食を楽しんでいただけたことと思います。参加者、スポンサー、競売入札のために寄贈して下さった皆様、そしてこのトーナメントの成功に力を貸してくださったボランティアの方々に厚くお礼を申し上げます。同時に、ゴルフ委員会の皆様方、エディー・テラニシさん(委員長)、シャグ・アンドウさん、カツコ・シオリさん、ペリー・ニシハタさん、ケン・ニシさん、マイク・ヤマモトさん、マーク・ナグモさんにもお礼を申し上げます。来年またお目にかかれるのを楽しみにしております!

 次回の GVJCCA の資金募集イベントは8月2日、3日に行われるパウエル祭の際におこなわれます。お馴染みのサーモン・バーベキューは勿論、またSpam寿司も販売されます!どうぞ足を運んで召し上がってみて下さい。

 バンクーバー日本語学校並びに日系人会館 (VJLS-JH) の皆様、今年の卒業式で祝辞を述べる場を与えて頂き有難うございました。6月21日、卒業生、著名な来賓、在校生、保護者、教員、ボランティア、理事やその他の後援者の方々の前でお話をさせていただく機会でした。昔 VJLS-JH に通った者として、日本語を話す次の世代の人々と会うことができて大変刺激を受けました。この学校に通っていた頃、この先誰が日本語を学んでいくのだろうと思いを巡らすことも多かったので、日本語学校講堂が日本語とその文化を学びに様々な民族的背景を持つ若者達で一杯になっているのを見て大変嬉しく思いました。また、今年高校を卒業する、日本人の母と白人の父を持つ淺川周さん、日本人の母とインドネシア出身の父を持つラチマットひかりさんをはじめ、現在教室内で見られる多様性を大変誇らしく思いました。リカ・ウトさん、そして VJLS-JH の後援者の皆様、バンクーバーで日本語を学ぶという伝統をお守り頂き、また GVJCCA を式典にお招きいただいたき誠にありがとうございます。

  若者に関する話題として、The Bulletin 7月号を読んで頂いた方は9月19日、20日に行われる日系カナダ人青年指導者会議(Japanese Canadian Young Leaders Conference, JCYLC) に興味をお持ちになったかもしれません。このイベントは次世代の日系カナダ人向けのもので、カナダ全土から訪れる同じ志を持つ若者と知り合う良い機会になると思います。今年の JCYLC は年令を問わず楽しんで頂ける内容になっています。この会議の為に集まる日系カナダ人の若者の支援をなさりたい方は、メモ欄に「JCYLC」とご記入の上、 JCCA 宛にご寄付を送付して頂ければと幸いです。

 最後になりましたが、8月13日(水) に日系プレースで行われるお盆祭りにもぜひお越し下さい。バンクーバー仏教会の青木達也師主宰で行われ、礼拝開始は午後2時。踊りが披露され、飲み物も用意されています。この参加無料の催しにぜひ足をお運びください。

(訳:山下健之介)