コミュニティ特集:在バンクーバー日本国総領事公邸で 新年レセプションが開催される

鏡割りの様子(向かって左からUBC アジア学部教授ロス・キング氏、元駐日大使ジョセ フ・キャロン氏、在バンクーバー総領事岡田誠司氏、BC 州教育省副大臣デーブ・ビング氏、 UBC 法学部教授松井茂記氏)

鏡割りの様子(向かって左からUBC アジア学部教授ロス・キング氏、元駐日大使ジョセ
フ・キャロン氏、在バンクーバー総領事岡田誠司氏、BC 州教育省副大臣デーブ・ビング氏、
UBC 法学部教授松井茂記氏)

 1月16 日(金)、在バンクーバー日本国総領事館主催による新年レセプションが岡田誠司総領事公邸で開催された。このレセプションは4つの部門(日系コミュニティー団体・文化関係者・学術関係者・ビジネス等)に分けて開催され、16 日のレセプションには日本と関わりの深い教育関係者・有識者が招かれた。
 岡田総領事は「安部総理の経済政策の一つに「教育の再生」があり、われわれ外務省は日本の将来を担う若者たちの留学の増加に力を入れていく方針である。現在、日本から海外へ留学する日本人はおよそ6万人で、2020年までにこれを2倍にする目標を掲げ、2030年には30万人を目指している。」と抱負を述べた。具体的な例として『架け橋プロジェクト』を挙げ、約10 日間という短期間の滞在ではあるが海外の生活を体験することによって日本とは異なる考え方や価値観から学ぶことの重要性を強調した。
 レセプションではブリティッシュ・コロンビア州日本酒協会により日本酒の提供と公邸料理人によるお煮しめ、ちらし寿司等の新年にふさわしい食事も合わせて振舞われた。出席者達は料理に舌鼓を打ちながらお箏の演奏を楽しみ、日本の新年を思わせるひとときを過ごした。