編集後記 2019年1月

KAO (a.k.a. SleeplessKao)

 明けましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いします。

  東京でのグループ展を終え12月にバンクーバーに戻ってすぐに自身の個展をガスタウンで行うために作品作り、プロモーションのための取材。わ〜っという間にオープニングの当日になり、当日はたくさんの方に来ていただきました。10月に『Meets』のコーナーで取材したYujiroさんがギターを披露。

私の趣味でYujiroさんの生演奏でカラオケ。80年代J-pop「異邦人」を無理やり来場の皆様を巻き込んでの大熱唱〜。めちゃくちゃ楽しい時間を過ごしました(笑)個展なのにありえない、と、たくさんの方にコンプリメントをいただきました(笑)

その後、2週間の会期中も引き続きたくさんの方に来場いただきましたこと幸せに感じています。

 毎年恒例の友人宅での餅つき。昼から飲んで食べてを繰り返し10キロ太った感。そしてカナダにいる気が全くしない(笑)

 年末年始は毎日のように日本の味を堪能し、元旦はこれまた恒例の友人宅で全てお手製のお節三昧。伊達巻は魚を釣ってくるところから始まり、すり身を作るという凝りようです。(もちろん私は一切作っておりません笑)お節作ってくれる友人、ほんと料理の天才、感謝です。

 昼から酒とお節と露天風呂を満喫し、夜もノンストップで飲み食いなのです。

食べ過ぎて幸せの年末年始を経て、現実に戻れない自分と戦いながら編集作業を奮闘しているところです(笑)

 

Kazuho Yamamoto

『The Bulletin・げっぽう』の読者の皆さま、明けましておめでとうございます。クリスマス・年末年始、楽しく過ごされましたか?昨年もグレーターバンクーバー日系カナダ人協会(GVJCCA)・『The Bulletin・げっぽう』をご支援頂き誠にありがとうございました。

 昨年はリドレス(補償)から30年、『The Bulletin・げっぽう』発行から60年という記念すべき年でした。これを記念し12月9日(日)に隣組でイベントが開催されました。イベントでは「Swimming Upstream」(プロデューサー:Maryka Omatsu)の上映、JCCAリドレスコミッティーメンバー、GVJCCAと『The Bulletin・げっぽう』スタッフ、グレース・英子・トムソン、レスリー・コモリ、アンジェラ・クルーガー、カーメル・田中によるスピーチがありました。また、キャシー・清水作の版画プリントがコミッティーメンバーにその功績を祝して贈呈されました。

 特に印象に残ったのは強制収容やリドレス後に生まれ育った世代のスピーカー達によるスピーチでした。歴史として刻まれた出来事を家族やコミュニティーから学び、個々人の勉学、キャリアやコミュニティーでのボランティア等でそれが延長線になって活躍している話の数々、とても力強く、これからの日系カナダ人コミュニティーとそれを越えたさらなる発展・成長が期待される感がありました。スピーチのいくつかは今後誌面で紹介される予定ですのでお楽しみに。

 本年も毎月、皆様にとって有効な情報を提供できるよう、GVJCCA・『The Bulletin・げっぽう』編集部一丸となって誌面のさらなる充実に努力する次第です。

 今年も読者の皆さまにとって素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます。